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技術データ · アルミニウム

アルミニウムの密度:2.70 g/cm³、そしてそれが何をもたらすか

2026年10月1日公開 · Balford技術チーム

重量が重要なとき、設計者はアルミニウムに手を伸ばします。その判断の根拠となる数値が密度です。純アルミニウムで2.70 g/cm³、鋼は7.85 g/cm³、銅は8.96 g/cm³。同じ部品なら鋼のおよそ3分の1ですが、それは部品がそのように設計されている場合に限ります。アルミニウムの剛性もまた、鋼の約3分の1だからです。

アルミニウムの密度は?

純アルミニウムの密度は室温で2.70 g/cm³(2,700 kg/m³、0.098 lb/in³)です。商業用合金は添加元素に応じて約2.63〜2.85 g/cm³の範囲にあり、5052は2.68、6061は2.70、3003は2.73、7075は2.81です。部品の重量は、体積(cm³)に密度を掛けて求めます。6061の1,000 cm³のブランクは2.70 kg、同じブランクを鋼で作れば7.85 kgです。密度は温度や調質でわずかに変化しますが、部品重量や梱包明細、運賃計算に影響するほどではありません。

図面で見かける合金の密度

材料密度(g/cm³)kg/m³鋼との比較
アルミニウム1050(純アルミ)2.702,70034%
アルミニウム30032.732,73035%
アルミニウム50522.682,68034%
アルミニウム60612.702,70034%
アルミニウム60822.702,70034%
アルミニウム70752.812,81036%
鋼(軟鋼、DC01)7.857,850100%
ステンレス3048.008,000102%
銅 C110008.968,960114%
黄銅(CuZn37)8.448,440108%

密度を部品重量に換算する

重量は体積に密度を掛けたものです。プレス加工や絞り加工の部品では、体積は完成形状ではなくブランクから決まります。板厚に展開面積を掛け、切除されるスクラップを差し引いたものです。だからこそ材料歩留まりと重量は同じ議論になります。平板の部品なら簡単な算術ですが、絞りハウジングはブランクから計算する価値があります。壁は薄くなり、フランジは厚くなるため、完成部品の重量はブランクとまったく同じにはならないからです。図面がまだゲージで書かれている場合は板厚とゲージの換算をご覧ください。

アルミニウムの密度がもたらすもの、もたらさないもの

  • 重量:あり — 同じ体積で質量は3分の1。輸送機器、携帯機器、繰り返し持ち上げるものにとって決定的です。
  • 剛性:なし — ヤング率は鋼の約3分の1であるため、たわみで決まる部品は板厚を増やすかリブが必要になり、重量優位は小さくなります。
  • 輸送と梱包 — 軽い部品は輸送費が安く、航空輸送するプログラムではその差は実際の金額になります。
  • 熱的挙動 — アルミニウムは鋼より熱伝導が良く、膨張も大きくなります。センサーを温度管理するハウジングでは、どちらも重要です。
  • キログラム単価 — アルミニウムは鋼より高価です。したがって削減効果は、材料価格ではなく重量、耐食性、あるいは工程から生み出す必要があります。

よく使う換算

単位アルミニウム鋼
g/cm³2.707.85
kg/m³2,7007,850
lb/in³0.0980.284
lb/ft³169490
板厚1 mmのときのkg/m²2.707.85

重要ポイント

概算の重量計算ではアルミニウム合金に2.70 g/cm³を使い、図面に合金が明記されている場合は5052なら2.68、7075なら2.81を使ってください。絞り加工品は完成品ではなくブランクから計算し、鋼の3分の1の重量は鋼の3分の1の剛性を伴うことを忘れないでください。

よくあるご質問

アルミニウムの密度はkg/m3でいくらですか?

純アルミニウムは2,700 kg/m³です。商業用合金は約2,630〜2,850 kg/m³の範囲です。

アルミニウムは鋼より軽いですか?

はい、体積あたりでは。2.70 g/cm³に対し軟鋼は7.85 g/cm³で、同一の中実断面なら重量は約3分の1です。剛性で決まる部品は、アルミニウムの剛性も低いため、理想的な比率より重くなる場合があります。

6061アルミニウムの密度は?

2.70 g/cm³で、重量計算上は純アルミニウムと実質同じです。

アルミ部品の重量はどう計算しますか?

体積(cm³)に、純アルミまたは6061なら2.70を、図面に記載された合金の密度を掛けます。板物の部品はブランク面積に板厚を掛けるところから始めます。

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