冷却水温センサハウジングは真鍮かステンレスか?
熱応答性と被削性が最も重要で、冷却水の化学的性質が許容する場合は真鍮。耐食性と強度が重視される場合はステンレスです。本カタログに掲載されている冷却水ハウジングの製造ルートは、真鍮の順送プレス加工、バリ取り、酸洗いです。
真鍮が多用される理由
真鍮は熱伝導性が高く、ねじ部やシール面の切削加工性に優れ、順送金型での成形も容易です。強度ではなく、求められる熱的機能を果たすために選ばれます。
ステンレスへ切り替えるケース
冷却水の混合液、異種金属接触(ガルバニック腐食)、または構造負荷によって真鍮が不適切となる場合は、通常316Lが代替材となります。ステンレスは真鍮とは絞り特性が異なるため、プレス加工ルートもそれに合わせて変更されます。
材質グレード、肉厚、公差は顧客図面に基づき確認します。バッチ熱処理、低速ワイヤ放電加工、不動態化、電解研磨、めっき、リン酸塩処理、コーティングは、認定された外部処理業者に委託し、検査計画に明示します。品質システムはISO 9001:2015で、IATF 16949の要求事項に整合した管理を実施しています。