本文へスキップ
深絞り · 金属プレス · CNC加工 · ソレノイドバルブハウジング · ロボティクス・UAV金属部品 · PPAP対応
日本語
Engineering AnswersEmail: shawn@balford.net

深絞りカバー · 金属キャップ

深絞りカバーと金属キャップ

カバーはハウジングの端面を閉じ、キャップはジョイントやポート、ベアリングの上に乗せます。どちらも平らなブランクから始まり、金型で成形され、同じ 3 つの境界に行き当たります。1段で材料がどこまで引き伸ばされるか、ラジアス部で強がどこまで薄くなるか、成形後の閉じた底がどこまで形を保つかです。

まず決まる事

通常は2つの数字で決まります。ブランク直径と仕上り直径の比、そしてラジアス部で図面が求める強厚です。幅広いフランジ付きの浅いカバーなら1〜2工程で済みます。自分の直径よりも深いキャップは数工程に分ける必要があり、金型は最初の工程からそれを想定して設計します。 25t〜350tのプレスで直径250mm まで深絞りし、金型は自社で設計・製作しています。

部品に求められること

カバーとキャップは図面では単純に見えて、実際にはそうでないことが多いものです。当社が扱う部品では、通常3つの要件が重なります。外径が対応する穴に入ること、閉じた底が平坦または決められたドームを保つこと、そして強がネジ、ベアリング、干渉めを支えることです。図面が別体のキャップをカバー上に示している場合は、どの結合を意図するかをお知らせください。圧入、かしめ、リベット、溶接のいずれかです。二つのケースの成形は当社の担当ですが、結合方法は金型を切る前に図面と照らして確認します。

カバー・キャップ・一体形成のどれか

図面が示すものどう作るか留意点
浅いカバー、フランジのみブランクと成形、1〜2工程成形とトリミング後のフランジ平坦度
ラジアスと強高さが決まったカバーブランクから深絞り、高さに応じた工程数絞り比とラジアス部の強薄くなり
ジョイント・ポート・ベアリングに乗せるキャップ深絞りケースをトリミングし、外径をサイジング外径のスプリングバックとサイジング工程
カバーとキャップを1部品で一体で深絞りし、その後に穴あけとフランジ成形材料が深さとフランジを両方支える必要がある

絞れるかどうかを決める要素

  • 絞り比。ブランク直径を仕上り直径で割った値です。材料ごとに、1段で裂けずに耐える上限があり、それを超えると工程を増やします。当社が使う数値は深絞り加工のガイドにあります。
  • ラジアスと強厚の関係。薄い強に厳しいラジアスが、カバーが裂ける場所です。ラジアスを開くか工程を足す方が、対抗するよりほとんど安くつきます。
  • ブランク寸法と材料取り。幅広いフランジのカバーは、ほとんどがブランクです。入れ子の取り方とプレスに合ったストリップ設計が、コイルのどの割合が部品に入るかを決めます。
  • 押さえとトリミングのためのフランジ幅。ブランクホルダーには押さえる面が、トリミングには切る面が必要です。図面が望むほど狭くはできません。
  • 平らな底かドーム付きの底か。平坦を保つ底は通常コイニングかサイジング工程を伴い、ドーム付きは絞りと同時に形成されます。

当社が深絞りする材料

材料カバー・キャップでの主な使い方注記
炭素鋼 DC01〜DC06一般のカバー、キャップ、ハウジングDC04 とより柔らかい種類が最も深く絞れます。DC01 は浅い成形向き
亜鉛メッキ鋼 DX53D+Z塗装工程なしで耐食性が必要なカバーメッキが絞りに耐える必要があり、ラジアスは余目に
ステンレス 304 / 304 DDQ / 316湿気、医療、食品接触の設備のカバー加工硬化が速いので工程間で焼鈍
ステンレス 430磁性も必要なキャップフェライト系で磁性。延性は 304 より低い
アルミニウム 1100-O / 3003-O / 6061-O軽量のカバー、キャップ、熱遮蔽板調質轼いのは良く絞れますが、硬いものはクラックします
銅と黄銅導通キャップ、端子、装飾カバー成形性は非常に良い。調質を指定してください

当社が定常的に使う材料と厚さは材料ページにあります。一覧に無い材料は、代替を勝手に選ばず仕様書を図面と一緒にお送りください。

制造仕様

項目範囲
プレス25t〜350t – 単発、順送金型、トランスファー
最大絞り直径Ø250mm
強厚(公開している構成)0.25mm〜1.00mm、最も一般的な値は 0.50mm
金型自社で設計・製作、プレスと同じ工場内
二次加工自社 CNC による面取り、穴あけ、タップ、バリ取り
表面処理・熱処理認定供給先経由、ロットごとに証明書を保管
測定自社測定室:2.5D 投影測定機、デジタル高さ計、粗さ Ra / Rz
証明書類ISO 9001:2015 のプロセス、初回品証明書、PPAP 対応資料、自動車部品番号の IMDS データ

見積りに必要な情報

カバーやキャップでは4つが決め手になります。工差付きの2D図面、材料と調質、最終的に必要な表面、年間量です。キャップとカバーの結合が当社の範囲に入る場合は図面にその旨を書いてください。結合方法によって、両方のケースの金型が変わります。試作から量産への進め方は試作と初回品に記しています。

よくある質問

深絞りカバーの強はどこまで薄くできますか。

公開している構成では 0.25mm〜1.00mm、最も一般的な値は 0.50mm です。実務上制限になるのは途中の板厚ではなく、成形後のラジアス部の強です。ラジアスを回るところで材料が引き伸ばされて薄くなるからです。図面をお送りください、どの位置で板厚より薄くなるかをお伝えします。

深絞りカバーにネジを切れますか。

深絞りの強は通常、直接信頼できるネジを切るには薄すぎます。ですからネジは厚めのコラー、挿入するブッシュ、または成形後に機械加工した部分に入れます。初めから設計に入れる方が、成形後の強に求めるより安くつきます。

外径はどこまで厳しく作れますか。

外径は制御しやすい寸法で、最終の絞りまたはサイジング工程で決まります。どこまで詰められるかは直径、高さ、材料によります。一括の数値は示しません。機能に関わる寸法を図面に記載していただき、それぞれを成形ルートと照らして確認します。考え方はハウジングの工差にあります。

キャップとカバーを同じ金型で作れますか。

はい、量産ではよく優れた方法です。同じストリップに入れ子で配置し、順送金型で1ストロークで両方を作ります。製作費は増えますが量産費は下がり、段取り替えと材料発注が1回で済みます。

Balford 技術チーム(中国浙江省諸暨)執筆。最終更新:2026年10月8日。

お相談ください

カバー・キャップの図面を送る

工差付きの2D図面、材料と調質、年間量をお送りください。絞り比とラジアス部の強薄くなりを確認して見積ります。

見積を依頼する →

Balford 技術チーム(中国浙江省諸暨)執筆。最終更新:2026年10月8日。